計878円


未来の白地図」まで読み終え、祐巳瞳子の関係が気になって気になって、中古本に出回るのもガマンできず本屋で購入。白地図から続いた祐巳×瞳子問題、2冊分要しても未だ決着つかずですか。結末を伸ばしますねー。まあ「くもりガラス」では新年会模様でほとんど終わってましたけど、巻を追う事に内容が徐々に薄くなってる気がするマリみてシリーズ、はたして次巻で祐巳の妹問題は解決するのか。正直、紅薔薇ファミリーの問題よりも「黄薔薇、真剣勝負」や「素顔のひととき」のショートストーリーの方が面白く感じるのは秘密。そのうち祥子と令が親友に至る過程も書いて欲しい。上級生二人のように祐巳由乃志摩子が互いを呼び捨てしあうのはいつの事やら。
瞳子だけでなく柏木さん(なぜかさん付け)の方も何やら隠し事があるようで、そっちも気になります。柏木さんはキザである事を除けば、祥子への気配りや後輩たちに対する漢気のある態度を見る限り、かなり大人な良い人なんですよね。祥子に告げた同性愛者発言でさえ何かのカモフラージュではないかと怪しくなってきたし、柏木家の家系は謎ばかり。