引っ張り続けた
祐巳の妹問題もようやく収束し始めた？。でもこの調子だとあと2冊くらい使いそうな予感もする。
瞳子に対し冷静な態度で接したり、
由乃が置いてけぼりを感じてしまうくらい大人な発言をする
祐巳にビックリしました。すげー、
瞳子を手玉にとってるよ。
祐巳視点の内面描写がないからそう見えるだけで、内心は相変わらずグダグダなのかも知れませんが、姉と妹候補に振り回され続けた1年間は伊達じゃないみたい。令や祥子たちは影が薄くなっているし、
祐巳がこのまま
薔薇さまとして成長しきってしてしまったら、二年生を通り越して
瞳子世代を中心に展開した方が面白いかも……と考えてしまう。まあ
由乃は成長しないというか、変わらないだろうけど。
