2007-11-19 狼と香辛料II、662円 買い物 小説・ラノベ 狼と香辛料 (2) (電撃文庫)作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2006/06/10メディア: ペーパーバック購入: 8人 クリック: 117回この商品を含むブログ (385件) を見る1巻の時とはうってかわり、借金返済のために起死回生の策を練るロレンス。失敗すれば命も失いかけないギリギリの賭け…のはずなんですが、なんか緊張感が薄い。有能な羊飼いノーラという実に都合の良い存在、つめの甘いレミリオ商会と、ちょっと予定調和すぎる感じ。まだホロを怒らせて仲直りするやりとりの方が読んでいてドキドキしました。登場人物がみな理性的でおとなしすぎるのが問題なのかな? まあ商人が感情的になってしまうのも困りますが、ひとりくらいは暴走してしまうキャラが欲しい。かといって度を過ぎてキャラの個性(だけ)が全面に出るような、よくあるラノベ作品になるのも嫌ですが……。