夏への扉【672円】

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

たまには古典的名作も読むかなと、名前だけは知ってるSF小説を買ってみました。タイトルからなんとなく「若者たちの青春モノ?」と連想していたら、30過ぎの技術者がコールドスリープと時間旅行を駆使して幸せな生活と最愛の伴侶を手に入れるという話だった。後半、過去(現在か)に戻ってからの怒濤のつじつま合わせがすげー。面白かったけど、成長したリッキィがずっと主人公の事を好きでいつづけたのはさすがにどうなんだ。幼き頃の憧れなんて成長するうちに消えるだろ、常考。さて次は何を読もうかな。