友人から1〜9巻まで借りたものを読了。序盤1〜3巻までの宇宙や月への憧れる者たちの話が、徐々に月資源を巡っての大国同士の競争と新たなる冷戦、秘密裏に行われた
宇宙戦争へと形が変わってしまったのが少し残念。先はすごい気になるんですけどね。
アメリカ宇宙軍による支配計画、中国の宇宙進出などと妙にシリアス展開で、読んでいて気分が重くなるのはちょっとキツい。まだ
プラネテスのような未知へのロマンが残ってる方が楽かなぁ。アニメ版
プラネテスで宇宙開発に関わる人(国)とそうでないものの格差やテロ描写がありましたが「MOON〜」と比べればかなり薄目だったし。吾郎はともかく、
ロストマンが米軍の中で上り詰めていく理由が、9巻の段階では謎なのが気になる所。