蟲師最終巻&ハックス! 第1巻【3冊/計1,830円】

蟲師(10) (アフタヌーンKC)

蟲師(10) (アフタヌーンKC)

蟲師降幕。結構長い間やってると思ったけど隔月連載だから、10巻で終わりなんですね。アフタヌーンで読んでいたので内容は知ってるんですけど、もう一回くらい淡幽や化野先生の姿が見たかったなぁ。あとで全部まとめて読み返すか。


ADAMAS(2) (イブニングKC)

ADAMAS(2) (イブニングKC)

皆川作品にしてはなんかパンチが効いてないというか、絵柄に騙されそうになるけど展開はいたって普通、というか正直微妙になってきた。脚本は別の人なのね。パパを助けにきた島で出会った青年がいかにも怪しく「どうせ敵の幹部だろう」と予測してたら幹部どころかラスボスで、しかも周りの宝石使いの力を完全無効化する特殊能力持ち。今巻ではラピスラズリ使いに緑玉使い、月長石使い(一族)が登場、さらに3巻では宝石使いが「続々集結」するらしいです。宝石使いのバーゲンセールだなこれ。最後には宝石に選ばれた7人が世界をナンタラなんて展開は……嫌だ。


ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

2005年にアフタヌーン四季大賞を受賞した今井哲也氏の初連載作品? アフタ新連載漫画の中ではイチオシの、アニメ部でアニメ制作に関わる女子高生のお話。文化系漫画というと自分の中では「究極超人あ〜る」や「げんしけん」を思い出してしまうのですが、ハックス!は他とは違う方向性で面白いですね。きちんと部活してるし、アニメが話の中心でありながら「制作」という観点で話が進むので、オタク臭もあまり感じられません。ニコニコ動画がモチーフになっている動画投稿サイト「二○動」も、ネタではなく作品発表の場という役割を果たしてます。活動停止状態だったアニメ部が安佐実みよしを中心にどう動き出すのか? 今後の展開に大きく期待。