4/6〜8日分 新番組ラッシュ3

○4/6日

XXXHOLiC 第1話「ヒツゼン」

「自分の名前を相手に教えるのは、相手に支配されるのを……」って昔読んだ夢枕漠の陰陽師を思い出しながら視聴。本当に霊が見えてしまう四月一日と、自称「霊が見える」女子高生との対比があっさり終わってしまったのが残念。霊障でさんざん苦労してきたであろう四月一日の暗い部分まで描写すると思ったのに。漫画「もっけ」のように主人公の心理描写は少な目で、少し不思議な幽霊モノというスタンスの話なのかな。とりあえずこれも視聴続行。

魔界戦記ディスガイア 第1話「眠れるゴミ捨て場の王子」

ゲーム版は未プレイ。展開も分かりやすいしキャラもコミカルだし、どちらかと言えば小さなお友達向けアニメがなぜU局の深夜枠なんだろう。魔王の息子だからハナから最強レベルだろうに、巨乳を見てダメージを受けて、ペチャパイに触れて回復という妙な設定が面白い。あと天然の見習い天使がちょっとツボでした。ただ演出、作画がちょっと弱い。これも保留。


○4/7日

Fate/stay night 14話「理想の果て」

士郎救出劇。役立たずの主人公コンビに代わって凛&アーチャーコンビが活躍、というかアーチャー最初で最後の見せ場の回でした。漢の背中はちょっと格好良かった。でもバーサーカーには敵わずライダーに続いて聖杯戦争から脱落。バーサーカーの命の数って、もしかしてヘラクレスが冒険した数と同じ? 気になったのが凛の心情で、自らのサーヴァントを犠牲にしてまで士郎たちを救った彼女の真意はどこにあるんだろうか。アーチャーの勝利を信じていたのか、はたまた士郎に「共闘相手」以上の想いを持っていたからアーチャーよりも士郎を選んだのか。後者となると一話で士郎の命を救った行動もなんとなく理解できるけど、後で説明してくれるのかなあ。

ウィッチブレイド 第1話「始」

おー能登が珍しく子持ち役だ。いくら母親に生活能力がないとは言え嫌がる子供を堂々と連行していく役人、そして娘のためとは言えカーチェイスやらかして、あげくクラッシュという母親。どうなってんだこの社会。原作がアメコミのダークヒーローものらしいけど、日本に輸入して設定に違和感が出てこないか少し不安です。保留かなこれも。

Soul Link 第1話「ENCOUNTER −出会い−」

1話の80%はベタ展開でできてました。この人たち空港で迷いすぎだろ。動きづらい制服のまま射撃訓練や無重力訓練をこなすのってどうなんだろう。緊張感ないしふたつのスピカステルヴィアのような宇宙学校の生徒だと思っていたら、この人たち軍人さんだったのね。無駄なパンチラ演出やキャラデザインもあまり好みじゃないので、次回で面白くならなかったら切ります。


SAMURAI 7は居眠りしていて見逃してしまった……。


○4/8日分

ひまわりっ! 第1話「ご主人様をお守りします」

何はともかく主人公の声が……。宮崎作品のように徹底的に俳優を起用するというのならまだ理解できるけど(納得はしませんが)作品の完成度を下げるだけの何の経験のないアイドルを抜擢する時点で、スタッフの精神を疑います。まあ事務所のしがらみとか色々あるんでしょうが。そう考えるとかみちゅ!MAKOはよく頑張っていたんだなあ。話はイロモノハーレムものになるんだろうか、あまり引っかかる内容ではありませんでした。

うたわれるもの 第1話「招かれざるもの」

ひまわりっ!を見た後だと声優陣がしっかりしてるだけで安心してしまうんですが……。主人公以外は獣耳や尻尾がついてる不思議な世界。この奇妙な世界観は記憶喪失の主人公に語るという形で視聴者にも説明してくれるのでしょうか。これも物語が動くのは2話以降みたいなので視聴続行ですが、ちょっと期待。suaraさんが歌うOP曲は本編と合っていて良い感じ。

西の善き魔女 第1話「エディリーンの首飾り」

辺境の田舎で育った少女が実は王族の娘だったという基本はよくあるプリンセスモノ。てっきり巻き込まれ型のヒロインだと思っていたら、罪人の疑いをかけられた原因である首飾りを引きちぎって相手に渡そうとしたり、大事な親の形見を捨てて優先すべき行動をとるフィリエル。その思いきりの良さに好感が持てました。まあ結局、騒動に巻き込まれちゃいましたが。ホスト部と同様、あまり期待してなかったけど実は面白そうな大穴作品、2本目。で、「魔女」はどこら辺に関係してくるんだろう…。